誰にも気づかれず安心を手渡せるように――名刺サイズの活動案内カードを作成・配布しています

困難な状況にある女性や子どもを対象とした夜間の緊急保護シェルター活動を実施しています。

シェルターという安全を守る拠点である性質上、その存在を広く大々的に広告することは容易ではありません。派手に告知を行えば加害者に察知されてしまう危険性があり、支援を求める方の安全やプライバシーを脅かしかねないという深いジレンマを常に抱えています。

公的機関の窓口やSNSだけでは声が届きにくく、孤立を深めている方へどうやって安全に情報を届けるか――その問いから生まれたのが、今回作成した手のひらに収まる「名刺サイズの活動案内カード」です。カードには、24時間体制で受け付けている日中・夜間の相談連絡先をはじめ、公式LINEやWebサイトにすぐ繋がるQRコードを必要最小限の情報としてコンパクトにまとめました。財布やポーチ、ポケットに目立たず忍ばせられるサイズ感にこだわっています。

この案内カードは、地域の子ども食堂やフードパントリーの配布品にそっと同梱していただくなど、地域の皆さまと連携した配布を進めています。周囲の目を気にすることなく自然にカードを手に取っていただける導線をつくることで、一人で耐え忍んでいる潜在的な当事者へ直接情報を届け、確実な保護や相談へと繋げていくことを目指しています。「難しいことは考えず、まずは身の安全を確保してください」というメッセージの通り、一人で抱え込まずに頼っていただける環境を整えるため、今後もきめ細やかなアプローチと支援を続けてまいります。

※本活動は、社会福祉法人中央共同募金会様による「居場所を失った人への支援活動応援助成 第13回」助成金を活用して実施しています。

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