ふるさとしらかわ情報発信!芋ほり体験

令和2年度チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業

ふるさとしらかわ情報発信!エンターテイメントマーケット事業。第二回「芋ほり体験」が行われました。

東日本大震災により、福島県は震災と原発事故という2つの大きな災害を経験しました。特に農業は原発事故の風評被害によって深刻な影響を受けましが、ふくしまの農業は生産者や地域住民の努力により復興に向け確実に前進しています。
震災から9年が経過し、人々から震災の記憶が薄れています。震災の風化を防ぎ、次世代へ教訓として受け継ぐことが大切と考え、実施する事業です。

まずは農場ツアー。たくさんの種類の野菜が育っているところを、みんなで楽しく見学しました!そしてお楽しみの芋ほり体験!とっも大きい芋を収穫!途中強風でライブ配信のモニタとビデオカメラが倒れてしまうアクシデントがあり、ビデオカメラが使えなくなるトラブルもありましたが、なんとか乗り切りました…これも良い経験です。

大信地区で農業を営む峯嶋さんにお話を伺いました。たくさんの種類の野菜を育てている峯嶋さんですが、震災当時は大変苦労したという事でした。特にほうれん草、ツルムラサキ、白菜、キャベツなどの葉物に対する風評被害が深刻だったという事です。放射性物質の検査で問題はなかったとしても「ふくしまの野菜だから」と言われたり、価格が大幅に下落したりといった被害がありました。それでも土壌の改良などの努力を重ね、今では自信をもって出荷できる状態まで立て直しを図ることができたそうです。

二日目は白河未来研究室前で朝市体験。今回もたくさんの地域の方々にご来場いただきました!ドキドキのお会計体験、「どこから来ましたか?」と、インタビュー体験と、普段なかなか経験できないことを、一生懸命やりぬきました!

次回は11月21日(土)シクラメン出荷体験です!

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