令和6年度居場所を失った人への緊急活動応援助成第9回事業報告


DV、虐待に悩む女性とその子ども、居場所が失われた人や経済的困難に陥り行き場を失った人を対象に、緊急的に対応できる安心安全な 24 時間体制のシェルター居場所支援活動を実施しました。他の組織ではシェルター利用までに受け入れ先の選定や煩雑な手続き、その他の事情により即時対応が困難な場面が多々あります。本事業ではそれまでの間のつなぎとしての受け入れも積極的に行いました。
令和6年7月11日~令和7年3月31日までの263日間の活動でした。
その間、シェルターの利用が25回、お子さんも一緒のケースもありますので、のべ32人の利用がありました。この数字を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは意見が分かれそうなところです。
毎週火曜日13時~17時には、相談支援「ひとまず」を計37回実施しました。シェルターを利用する前段階のうちに”利用しなくて良い状態”になるのがベストです。仮に利用しなくてはならなくなったとしても、安心して利用できるようにという思いを込めた活動でした。

今回の活動を通じて多くの支援機関とのネットワーク構築ができました。
・郡山市自立相談支援窓口
・社会福祉法人須賀川市社会福祉協議会
・福島県社協生活自立サポートセンター県中事務所
・西郷村役場福祉課
・福島県社協 生活自立サポートセンター県南事務所
・福島県県南保健福祉事務所
・白河市役所社会福祉課
・栃木県県北健康福祉センター

その他、深夜の電話問い合わせ・LINE相談などの活動も実施しました。相談していただいたほとんどの方がシェルター利用をすることなく、落ち着いて日常の生活に戻っていかれました。
シェルターを利用してもらう事が活動の目的なんじゃないの?という意見をいただいたことがあります。確かにその通りですが、私たちは「シェルターを利用する必要ない地域社会」がベストなのではないかと考えています。人間関係の希薄化により、孤独・孤立に悩む女性が増えています。これからも沢山の方々の力を借りながら、社会課題の解決に向けて活動を続けていきたいと思います。
4月1日以降、しばらくはNEXTしらかわ単独で活動を継続します。今後もより良い活動と継続のため、様々な支援事業にチャレンジしていきたいと思います。
ちゅうおうきょう社会福祉法人中央共同募金会の皆様、寄付者の皆様、本当にありがとうございました。