シェルター活事例講演会開催報告
【講演会を開催しました】
10月7日、白河市図書館にて、NEXTしらかわ主催のシェルター活動における地域ぐるみ支援力向上講演会を開催しました。
講師には、長年にわたりシェルター支援に取り組み、女性と子どもの命と尊厳を守り続けてこられた
NPO法人 女性のスペース結 代表理事・中村敏子さん、理事・事務局長の松本麻利さんをお迎えしました。
中村様からは、DV防止法の改正や、2024年施行の「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(女性支援新法)について、行政との連携のあり方など、具体的な事例を交えてお話しいただきました。
松本様からは、シェルター運営の現場から見える課題や、支援現場で培われた実践をもとに、支援における3つの大切な視点を共有していただきました。
①「支援の目標を共有すること」
②「役割分担はその後で考える」
③「支援は長く続くものとして向き合う」長期的な支援の必要性、そして“切れ目のない支援”をどう実現するか――。
民間と行政が連携し、地域全体で女性と子どもを支えていくことの重要性を改めて学ぶ時間となりました。当日は行政機関や福祉関係者、地域の支援者など多くの方が参加され、シェルター支援への関心の高さがうかがえました!
NEXTしらかわでは、地域における民間シェルター支援の連携づくりをこれからも進めてまいります。