防災子ども食堂
東日本大震災から13年。私達の住む白河市も甚大な被害がありました。
みらい子ども食堂には幼児から高校生まで沢山の子ども達が来ています。18歳の高校生も13年前は5歳です。震災の記憶は「怖かった」「いつもと違う感じだった」という”感覚”でしかない事がほとんどです。当時は盛んに防災について活動も活発でしたが、最近は風化しているのでは?と思うくらいの日常に戻っています。
そんな中、私達は「子ども食堂」を通じて防災の拠点づくりに取り組んでいます。継続してできる無理をしない防災支援。子ども食堂だからできる事があると思っています。
今回の子ども食堂は「防災食を食べてみよう」です。水も電気もガスも止まってしまった!そんなときどうする!?自分たちで考えて食べてみようという試みです。
最初は何だかんだ「まずい」とか「食べたくない」とか言っていましたが(正直でよろしい)、そのうち鯖缶とカレーを組み合わせると美味しいという発見が広がったり、アルファ化米に塩をかけるだけで意外と食べられるといった発見をしたりと、楽しみながら災害のシュミレーションができました。
このような取り組みを今後も続けていこうと思います。
同時開催でいなわしろ地域食堂まんまる代表の齊藤元康さんによる勉強会も実施しました。いなわしろで地域を巻き込み素晴らしい活動をされています。地域×子ども食堂の可能性を感じました!
浦上食品_令和5年度 東日本大震災復興支援事業
篠原欣子記念財団 こども食堂応援プログラム